【1年目】一条工務店 太陽光発電 売電収益実績(事前シミュレーションとの比較あり)

2022年1月24日一条工務店の家


・・・家は、性能。

そのように洗脳されたくろかめのマイホームは一条工務店で建てました。
嘘です。洗脳されたなんて言ったら、一条工務店の方に失礼ですね。納得の買い物です。

一条工務店ではi-smartやi-cubeなどいろいろな商品がありますが、我が家はその中でも比較的安価な方とされる
「i-smile」で建てました

一条工務店のi-simileの特徴は、なんといっても太陽光発電と蓄電池が標準装備でコスパの高い暮らしを実現できる。という点にあります。

一条工務店やi-simleという商品の詳しいお話は、他のブログなどでもよく取り上げられていますのでまた別の機会にするとして、今回は、実際に1年間住んでみて、太陽光発電と蓄電池によるコスパが良い暮らしは実現できているのか!?という点を検証した記事です。



結論からいうと、コスパは○!ただし、シミュレーション通りかと言われると△!(もう少しデータが必要)
という1年目の結果に終わりました。以下、実績を公開いたします。

太陽光発電システムスペック

まず、我が家の太陽光発電のスペックから

搭載太陽光パネル容量 : 12.0kW
蓄電池定格容量    : 7.04kW
屋根方向       : ほぼ真南
導入費用       : 228万円(税込)


延床面積30㎡程のコンパクトな家ですが、意外とたくさん載せることができました。

一条工務店のシミュレーション

一条工務店では、「太陽光発電+蓄電池」システムを導入するための判断材料の一つとして、シミュレーション資料を作ってくれます。下の写真が実際に当時いただいたものです!
※個人を特定できる情報は黒塗りにしております。

1~10年目の売電価格予想が¥212,186/年と記載されておりますが、結果は如何に・・・

実際にもらったシミュレーション表

当初10年については、
昼間は太陽光発電した電気を使いつつ、余った電力は売電。夜間は前日の電気料金の安い深夜帯に購入した電力を蓄電池に溜め込んでいたものを使用しつつ、なるべく購入電力を少なく抑える。というプランで運用しております。
この使い方は太陽光&蓄電池を設備した家のごく一般的な運用方法です。

一条工務店 太陽光発電収益実績

一条工務店で家を建てる際、営業の方から説明を受けた内容はざっくり以下の内容だったと記憶しています。

「太陽光発電と蓄電池のシステムにおおよそ200万円程かかりますが、年間で20万円程度の売電収益等のメリットがでるから、10年程度でその初期投資はペイできますよ!」

ということでした。当時、これが本当であれば魅力的!と思い、導入を決意しましたが、1年目の結果は如何に・・・
ここでは、わかりやすく、電気料金実績を月別に「購入金額-売却金額」の表にしてみました。

購入売却利益
1¥13,518¥13,440-¥78
2¥13,171¥18,540¥5,369
3¥10,069¥25,263¥15,194
4¥9,075¥30,387¥21,312
5¥7,804¥34,860¥27,056
6¥6,571¥28,161¥21,590
7¥6,639¥24,948¥18,309
8¥7,450¥34,419¥26,969
9¥7,425¥22,743¥15,318
10¥7,199¥24,528¥17,329
11¥9,281¥20,391¥11,110
12¥11,359¥18,396¥7,037
合計¥109,561¥296,076¥186,515
表:2021年月別電気料金表(購入・売却)

なんと、1月のみマイナスが発生しておりますが、その他の月は利益が出ております。
シミュレーションで計算されていた¥212,186/年という数字よりは低くなりました。

このままでは、228万円の回収に10年以上かかってしまうではないか!!!
と一瞬思いましたが、実際には、秋〜春にかけてつけっぱなしの床暖房をそれほど高くない電気代で運用できているというコストメリットがありますので、十分だろうと思います。

下のグラフは、上表をグラフ化したものです。
6月や7月は梅雨のせいか、あまり発電ができていなかったり、気温が高いためエアコンも使用していたので、売電があまり伸びなかったのかもしれません。2022年も同じ傾向になるかどうかは引き続き要チェックです。

グラフ:2021年月別電気料金表(購入・売却)

まとめ

さて、1年目はこのような結果になりました。

事前のシミュレーション程ではないですが、しっかりと売電収益は出ておりました。
毎月電気代金を(実質)支払うことがなく快適な生活が送れていることは確かです。

私の住んでいる地域は今の時期(1月〜3月初旬)、毎朝氷点下になるような地域です。
一条工務店では床暖房をつけっぱなしにしておくことで室内の温度が一定に保たれております。
他のハウスメーカーの家ではおそらく、そのようなことをしたら電気代が恐ろしいことになってしまうのではないでしょうか。
反対に、これだけの売電収益を得られるのであれば、十分コスパの良いシステムを導入できたと思っております。

それでは、2年目以降も成績のモニタリングを継続してきます!