【節約】サブスク課金支出の管理テクニック

2022年2月23日家計と節約

青ざめるくろかめ(筆者)

こっ・・・この引き落としは一体!!!

ふいに気づく、無意味な出費に落胆したことはないでしょうか。私はたまにあります。
サブスクでまた、やってしまった。そういう瞬間です・・・

さて、皆さんはamazon primeや電子コミックなどのサブスクリプションサービス(以下、サブスク)を利用していますか?

サブスクは便利な反面、うっかりしていると無駄な出費を発生することがあります。
無駄な支出を削減し、節約を手助けする方法をご紹介します。

私が行っていることを一言で表すと、サブスク契約状況の明確な把握と管理です。

もしも、サブスク系サービスを利用している方で、以下の質問に即答できない方要注意です。

それでは、読者の皆様に質問です!

【質問】
現在契約しているサブスク系サービス、合計金額はどれくらい?
そして、それぞれの課金頻度は?1ヶ月?それとも1年?
契約解除のタイミングはいつでも?限られたタイミング?

いかがでしょう。
回答レベル別の評価は以下の通りです!

自信をもって金額や契約期間を思い浮かべられた方
 ◎評価:完璧です。サブスクマスターです。


おおよそ把握できているけど、自信はない方!
 △評価:ちょっと心配です。 

 

そもそも何にどれだけのお金をかけているか不明!
 ×評価:残念ながら非常に危険な状態です。

     

実は、私は△評価の人間で、今は◎評価の人間を目指しています!
節約ネタを謳ったブログの主にも関わらず、己の支出管理も禄にできていないことは反省しています。
私は、今後 ◎評価のサブスクマスターを目指します。
サブスクマスターになる上で、サブスクの怖い部分を理解していきましょう。

サブスク契約の注意点

サブスクの注意点は、うっかりしていると無駄な出費を生みやすい、いくつかのリスク(危険性)を把握しておくという点です。

サブスク契約をしっかり管理・把握することは、サブスク契約の経済的なリスク(危険性)を克服し、サブスクマスターになるということです。

まず、サブスク契約のリスク(危険性)について、解説します。

サブスク契約のリスク 5選

  1. 自動的に財布(口座)からお金が出ていく状況を作り出しているということ。
  2. サービスを継続して利用している。いないに関わらず、常に支出が発生する状況になるということ。
  3. 利用していないのに、解約しないと無駄な支出が膨らむ恐れがあるということ。
  4. 時として、そういう状態になっていることすら忘れてしまい、長期間に渡って支出を垂れ流す恐れがあるということ。
  5. 仮にそのような状態に気づいたとしても、すぐに辞められず、支出をとめられないかもしれないということ。


実は、上に挙げたリスクは私がこれまでに積み上げてきた無駄な課金を反省した教訓です。
以下、これまでの経験を踏まえて、ありがちなサブスクによる無駄な出費の例を紹介します。

(実体験した)ありがちなサブスク契約での無駄な出費パターン 3選

飛んでいくお金の
イメージ
  1. 「一ヶ月間無料!」のようなサービスに釣られて契約し、その後忘れてしまい、課金されたタイミングで気づく。
    実体験ですが、とある音楽ストリーミングサービスでやらかしました。当初期間無料と謳っていても、最初にクレジットカードを登録させらるところがほとんどでです。そして、忘れた頃に否応なく課金してきます。なくなく、課金された後に解約するハメになります。気づいただけマシですが、屈辱。
  2. 「そろそろ解約しよう」と思っていたら、年額の更新費用を課金されてしまった。
    これもまた、実体験。これも、更新時期の管理不徹底です。実際には、ポイントを貰えるからということで作った、最初の1年間は年会費無料のクレジットカードを、年会費が発生する前に解約しようとしていたのですが、年会費発生の時期をしっかりと把握していなかったために、余計な年会費を払うことになりました。この時は、完全に不要なクレジットカードであったので、更新直後でしたが、すぐに解約しました。最初に貰ったポイントの意味なし。解約の意思はあっただけに悔しい。
  3. ほとんど使ってないのに、契約を続けている
    さらに、実体験。とある雑誌の読み放題サービス。最初は読みたい雑誌があって利用していたが、今では月に数冊読むかどうかのレベル。約400円/月程度のサービスなので、1冊でも読めば元はとれるとはいえ、暇つぶしの方法は他にいくらでもあるだろうと冷静に考えた結果、無駄な出費認定となりました。しかし、年払いの契約なので、解約したとしてもお金はもう帰ってこない。(ていうか、暇があるならなるべくブログを書かないとね・・・)

上に挙げただけでも、無駄な出費は軽く1万円を超えています。全て自分が悪いのです。

では、サブスクでのこういったありがちな失敗を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか。
ここからは、サブスクとの上手な付き合い方について、レクチャーしていきます。

サブスクの把握・管理の仕方

以下の点をしっかり把握できるようになれば問題ありません。

・どのサービスと契約しているか
・課金額(請求額)はいくらか
・課金額(請求額)タイミングはいつか(月額か年額かなど)
・それぞれを解約する場合はどのようにすればいいか(webか電話かなど)
・それぞれの解約をする場合、タイミングなどの条件はあるか

上2つは当たり前として、下3つがあやふやになりやすい項目で、かつ無駄な出費を産むリスクとなります。

私がこれらの項目を管理する方法として実施しているのは、以下の2つです。

サブスク管理方法

①一括で情報を閲覧できるデータ
②必要なタイミングでの通知

サブスク管理法① グーグルスプレッドシートによる情報一括管理

グーグルスプレットシートにまとめて管理

上の写真は、グーグルが無料で提供している表計算ソフトである「グーグルスプレッドシート」に私が契約しているサブスク状況をまとめたものです。

効果が一番あると思っているのが、このような一覧管理です。
グーグルスプレッドシートで管理する利点は
・1つのデータにアクセスすれば、すぐに一覧で確認ができるという点
・オンラインストレージに記録されますので、自宅PCでなくても、どの端末でもアクセスすることが可能
・合計金額を示しておけば、新しく何かを契約したいと思った時の心理的な抑止力にな


もちろん、エクセルでもメモ帳でも、ご自身にとって使いやすいものであれば、なんでも良いと思います。

ちなみに、上に方に書いた、「ほとんど使っていないのに、契約を続けているサービス」というのは、楽天マガジンのことです・・・。この表を見ながら、ソラチカカードも更新マイルをもらったら解約してもいいかな。などと考えています。

サブスク管理方法② リマインダーによる期限管理

特に、無駄が発生する場面は、「解約すべきタイミングでしなかったので、課金されてしまった!」という場面です。
解約すべきタイミングの失念を防ぐのが、リマインダーでの管理です。私の場合は、iphoneに標準で備わっている「リマインダー」アプリを使用しています。

リマインダーの設定画面

適切なタイミングを思い出せればなんでも良いのですが、どこかに記録したとしても、そもそも忘れていた場合、記録を見ることすらしません。よく、「メモはあるけれど、メモを見るということすらしなかった。」というパターンに陥ることはよくあります。その時には、携帯電話のリマインダーのように、基本的に見逃すことがないデバイスに必要なタイミングで通知させる。ということが最も効果的だと思われます。

節約効果が高いのは「固定支出の削減」

最後に、この記事でサブスクをしっかり管理すべき。という内容を取り上げた意図をご説明します。

サブスクは、毎月、あるいは毎年など一定の頻度で一定の金額が支出となるため、私の中では「固定支出」の位置付けです。節約の第一歩は毎月変動しやすい食費などの変動支出の節約ではなく、家賃や通信費に代表される固定支出を削減することであると思っております。その理由は、固定支出は一度下げてしまえば、その後、下げた状態を維持することにさほど労力を必要としない場合が多いからです。

この点は、私の節約の基本理念として、別の記事で紹介しております。
もしよかったら、ご覧いただければ幸いです。